入院

停滞状態が続く

<硬直はましになってきたが・・・>

 入院生活は停滞状態が続いていました。

一般病棟に移った日は、

右腕は完全に硬直し、下半身を上下に動かす不随意運動があったのですが、

それは減ってきました。

 しかし、涎は相変わらず呑み込めないので、

服の周りに、タオルを置いていました。

それでも、一日5回は着替えさせていました。

 車椅子に座らせる訓練のおかげで、

座位は少しキープできるようになってきました。

疲れると、倒れてベッドに転がっていましたが(苦笑)

 声はまだ出ません。

dvdを置いても、顔はそちらに向けているものの、

あまりきちんと見られている感じはしませんでした。

首の右側に点滴が入っているので、

それが抜けたら少し変わるかもしれないとのことでした。

点滴が抜けるのは、10/31とのことでした。

<次女は家族総出で世話>

 本当は次女も一緒に入院させたかったのですが、

コロナの関係でできなかったので、

次女は家族総出でシフトを組んで世話をしました。

 平日は私の実家で面倒をみて、

休日は、主人の実家で面倒を見ることにしました。

 平日の朝は、主人が次女を保育園に送っていくために、

朝に私の実家に迎えに行き、保育園に送り届ける。

帰りは私の母が、次女を実家に引き取る、という流れ。

 金曜の午後は、主人の両親が次女を保育園に迎えに行き、

週末は主人の実家で過ごしていました

 家族全員かなり大変だったと思います。

 次女は 、どちらの家庭にも少しずつ慣れているようでした。

なぜ、母親と姉が急にいなくなったかわからず、戸惑っていたかもしれませんが、

よく我慢していたと思います。

<次女、私を忘れて号泣>

 入院して、10日ちょっと過ぎたころ、

主人が車で、病院の外まで差し入れを持ってきてくれました。

 その時に、次女もいたので、抱っこすると、

号泣されました、、、、(悲)

 たった10日ちょっと離れていただけと思っていましたが、

1歳の次女にはとてつもなく長い時間だったようです。

 入院前は、私にべったりだった次女は、

今は主人にべったりでした。

仕方がないけど、少し寂しかったです。

<長女、謎の微熱が続く>

 長女は、謎の微熱が続いていました。

37℃後半くらい。

しかも、脇の左右で体温差がありました。

体温差は、持病の視床下部疾患が原因かもしれません。

微熱自体はそこまで問題ないとのことでした。

 付き添いの私も検温を求められるのですが、

大体毎回37℃ちょいありました。

もともと体温の高い私なので、よくあることなのですが、

看護師さんには「体調悪いんですか」

とやたら聞かれました。

違うって。

 けど、ここまで37℃超えがずっと続くのは珍しいなと思っていました。

大体36.8℃くらいだったからです。

 書き忘れましたが、今回の急性脳症の発症に

持病の視床下部過誤腫は関係していない、

とのことでした。

入院している大学病院が、西新潟中央病院に問い合わせたらしいです。

 視床下部過誤腫の発作がめどがついたのに、

新たに急性脳症になってしまったということです。

なんて運の悪い、、、

本当に長女がかわいそうでした。

 <ストレス発散に食べまくる>

 コロナもあって、病院から出られないし、

食事もないので、コンビニの偏った食事。

することもたいしてないので、

ついお菓子をドカ食いしがちでした。

 心労でやつれるどころか、

この頃の私の顔は満月のようにムチムチになっていました。

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