入院 病気

長女の意識が戻る(2022年10月14日)

<前の長女とは程遠い状況>

 長女の病室に入りました。

目を開けた長女と対面するのは、約2週間ぶりでした。

 私を目で追う長女。

よかった、目は見えてそうだ。

 ただ、前の長女とはまるっきり違う状況でした。

嚥下ができないために、口の端から始終唾液がこぼれてくるため、

唾液を吸引する管が口に入っている。

それでも、全ての唾液を吸い取ることはできず、

服や髪の毛は唾液でびちゃびちゃでした。

 首には、大きな点滴の管が通っていました。

鼻にも、経管栄養の管が通っていました。

 目は見えているかもしれませんが、

どこかうつろでイマイチ焦点が合っていない感じです。

 長女が大好きな、おかあさんといっしょのdvdを枕元に置いても

全く見ようとしません。

あまりに変わり果てた長女の姿に不安しか感じませんでした。

<これからの治療は・・・>

 これからは、数日間抗生剤と免疫グロブリンを投与するとのことでした。

ウイルスに過剰反応して、炎症を起こしてしまった脳を落ち着かせて、

全身状態をよくするためとのことでした。

 しかし、抗生剤も免疫グロブリンの効果も、有効性は確認されていない

とネットの情報にはありました。

 急性脳症のホームページです(指定難病のホームページより)

https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513

厳しい内容に心が折れそうでした。

<夜寝られない・・・>

 もともと寝つきのよい長女でしたが、

この日は一晩中起きていました。

全く寝られないようでした。

 私もなかなか寝られませんでした。

厳しい現実に心がついていかない。

付き添い用のベッドが、小さくて固くてとても寝苦しい。

経鼻栄養が終わると、ピーピーなるので、

その度に看護師さんを呼ばないといけないので、熟睡できませんでした。

これからどうなるんだろう。

もう明日なんか来なければいいのに・・・

と思いました。

賢く貯めるならモッピー。1P=1円で交換先も多数!

-入院, 病気