入院 病気

救急搬送(2022年10月2日)

<かなり危険な状況>

 長女はかかりつけの大学病院の救急に搬送されました。

すぐさま処置が施され、私は外の待合にいたのですが・・・

 最初は処置室は扉が開いていました。

しばらくすると、看護師さんが

先生、呼吸が! まずいです!」という声が聞こえ、

放送で「空いている先生、救急処置室に集合してください。」とアナウンスが流れました。

続々と処置室に先生たちが入っていきました。

 私は心配になって、処置室に状況を聞きに行きましたが、

「状況が変わりましたらお知らせしますので、外でお待ちください。」

と言われ、扉が閉められてしまいました。

 このままだと危ないのかもしれない、、、、とても不安でした。

<ICUへ>

 30分くらいすると、少し状況が落ち着いたようで、

長女はICUの部屋に移動となりました。

まだ長女は痙攣していました。

 ICUの家族待合で、主人と次女と待機しました。

お腹を空かせているであろう次女に、

院内コンビニで買った、雑炊を食べさせました。

夫婦は、パンなどを食べましたが、正直食欲などありませんでした。

 長い待機時間が続きました。

すでに意識を失ってから3時間が経過しようとしていました。

午後9時になろうとしていました。

<髄膜炎検査>

 処置室から、一人のお医者さんが出てきて、

状況を説明されました。

  • 痙攣を止めないと、脳の機能に悪影響を及ぼすので、

  痙攣止めを入れて何とか痙攣を止めようとしているが、

  まだ痙攣は止まっていない。

  • 痙攣止めは呼吸を止める作用があるので、今は人工呼吸器を使っている。(看護師さんが、呼吸が!と焦っていた理由が分かった)
  • 髄膜炎だとまずいので、髄液を取って検査をする。

 髄液を取るのって、かなり痛いんじゃ、、、、

心配でしたが、必要な検査なので仕方ありません。

呼吸を止めてまで、痙攣を止めないといけないって、

痙攣はまずい症状なんだなと思いました。

<ウイルス検査>

 幸いなことに、髄膜炎ではありませんでした。

 ウイルス検査も行われましたが、

  • コロナ 陰性
  • インフル 陰性
  • ヒトメタヒューモウィルス 陽性

<ヒトメタヒューモウイルス???>

 ヒトメタヒューモウィルスなんて聞いたことありませんでしたが、

喉の痛みや咳などを起こすウィルスで、

誰でもかかるごくありふれたウイルスとのことでした。

 ウイルス自体は無限にあるが、

どのウイルスにかかったかを同定することが重要なのでなく、

とにかく痙攣を止めることが大事とのこと。

この痙攣が熱性痙攣かどうかは分からないが、

熱性痙攣なら、かなりひどい部類とのことでした。

 説明された先生は、その後長女の処置に戻られました。

また長い待機時間が続きました。

<痙攣は何とか収まったが・・・>

  痙攣が何とか収まったのは、0時過ぎ。

しばらく入院が必要とのことで、

夥しい入院書類、同意書への記入を求められました。

 帰宅したのは1時を過ぎていました。

疲労困憊でした。

痙攣は収まったものの、もう大丈夫と言われたわけでないので

とても心配でした。

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