<退院2週間で発作再発!>
長女は2021年3月16日に退院しました。
4月から保育園に行くので、それまでは自宅療養していたのですが・・・
4月になる直前、長女が突然高らかに笑い始めました。
「アハハッ、アハハアハハ」
何か面白い状況で笑っているわけでありません。
顔は真顔です。数秒したらとまります。
まさか・・・笑い発作の再発?!
早くない???
西新潟中央病院の主治医の先生に状況を説明しました。
過誤腫が非常に巨大で、
笑い発作の原因になる部分の過誤腫全てを焼き切れたわけでない。
だから、笑い発作が再発している可能性があるとのことでした。
<詳しいことは術後3か月の検査入院でわかる・・・>
術後3か月の検査入院で原因がわかるとのことでした。
ただ、笑い方からして、間違いなく笑い発作の再発だと思われました。
そうなるとまた手術になります。
発作を止めないと、どんどん脳が破壊されて知能が遅れるからです。
手術が終わったばかりなのに、また不安が募りました。
<新たな病気を告げられる!!!>
さらに追い打ちをかけるように、
過誤腫を発見した大学病院から、新たな病気を告げられました。
特発性ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)依存性思春期早発症
思春期早発症のことです。
術前の血液検査の結果、
女性ホルモンの値が成人女性並みとのことでした。
長女はまだ3歳なので、本来なら女性ホルモンの値はほぼ0でなければなりません。
なぜこんなことになるのか。
視床下部の下に巨大な過誤腫があるのが原因です。
視床下部は様々なホルモンを出す働きをしています。
過誤腫が視床下部を刺激しているせいで、
女性ホルモンの出方がおかしくなっていたのです。
術前にこのお話をすると、受け止められないかなと思い、
術後の今お話しさせていただきました、とお医者さんはおっしゃっていました。
うーん、確かにそうだったかも。
女性ホルモンの値をほぼ0にするために、
毎月リュープリンという注射を打つことになりました。
それを打たないと、すぐにでも初潮がきて、身長が伸びなくなってしまうからです。
まさか、低身長の治療もしなければならなくなるとは思いませんでした。
<思えば予兆はあった・・・>
予兆はありました。
お風呂に入れるときに、
なんか胸が膨らんでいるなぁと思っていました。
ただ、ぽっちゃりの体形のせいかと思っていました。
あと、3歳時の身長の伸びがそれまでよりかなり急でした。
1年で、12センチくらいは伸びていたと思います。
普通は6センチくらいみたいです。
3歳になるまでは、背が低い方だったのに、
3歳終わりには背が高いグループになって、
むしろ喜んでいたのですが、
まさか女性ホルモンのせいとは思いませんでした。
<低身長治療の効果は?!>
低身長治療のことをインターネットで調べました。
思春期よりも前に、胸が膨らむ、身長が急激に伸びるなどの症状が出た場合
(8歳より前くらい)
リュープリンで治療をしても、
女子は150センチを超えることは困難とのことでした。
衝撃でした。
もちろん治療をしないと、
すぐ初潮が来るので、150センチどころか
120センチとか130センチで身長が止まる可能性も高いのですが、
治療しても150行くのが大変って・・・・
手術の後遺症で太りやすいのに、身長はもうそこまで伸びない。
だから、余計太らせられないなと思いました。
まだ3歳なのに、長女が不憫で仕方ありませんでした。