<保健センターで面談(医師編)2022年3月>
術後の検査も終わったので、
発達検査の結果を持って、長女と保健センターに行きました。
お医者さんが今までの経緯を聞いて、
発達検査の結果と長女の様子を見て、相談に乗ってくれるのです。
お医者さんは、発達検査の結果を見て、
「すごい上がってるね。20も上がるなんてなかなかないよ」とおっしゃいました。
術前と術後に3種類発達検査をしているのですが
術前に一番低かった数値39
術後に一番高かった数値59(いずれも田中ビネー)
「この子ね、こんな感じで数字上がったら、普通級に入るように言われるよ。
この市では、発達検査の結果が70になったら、
ほぼ普通級に入れられるからね。」
私は目玉が飛び出るくらい驚きました。
「いやいや、この子に普通級はさすがに無理でしょ!
余裕で支援級とか支援学校入れると思ったんですが・・・
それに発達指数70で普通級なんてきつすぎませんか?」
「そうなんだよ。かなりきつい。
だけど70出ちゃうと普通級に入れられてしまう。
普通級でも70なくても通っている子もいるからね。
支援級のほうがいいなら、療育手帳とっておいた方がいいよ。」
と言われました。
私は長女に療育手帳を取らせるために、6月に発達検査を受けさせることにしました。
<保健センターで面談(教育委員会の先生編) 2022年8月>
発達検査が70になったら、という心配は杞憂に終わりました。
2022年6月(5歳ちょうど)に受けた発達検査では、ほぼ横ばいだったからです。
嬉しいような悲しいような複雑な気分ですが(苦笑)
足を引っ張っているのは、運動面の点数の悪さです。
発達検査は、運動面、認知面、言語面の総合で決まります。
長女は言語面は70近く取れるものの、運動面は30くらい。
実年齢5歳に対し、
言語面は3歳後半あるものの、運動面は2歳に届かない。
だから、総合では2歳後半くらいになってしまうのです。
この結果を、教育委員会の先生に見せ、
「支援学校のほうがいいかなぁと思っているんですが」
と相談すると、、、、
「うーん、でも今、加配つきながらも、普通の保育園に通えていますよね?
それに長女さん、私たちが話しているときも騒がず、
一人でおとなしくあそんでいますよね?」
とおっしゃいました。
そうなんです。
長女はかなり空気を読むタイプです。
外で騒いだり、電車の中で泣きわめいたりはしないタイプです。
普段は、あーだこーだ一方的な会話をしてきますが、
親が夫婦喧嘩をしているときなどは、
部屋の隅っこで、静かにシールをしたり、
1人で寝たりしています。
「それに、長女さん言語面が得意ですよね。
最初の発達検査では80近くありますし。
ちゃんと指示も通っていますよね。
今の長女さんが支援学校に行っても、お手本にできる人がいませんよ。
支援級のほうがいいと思います。」
と言われました。
うーん、本当に大丈夫なのかなぁ。
とりあえず、地域の小学校に見学に行くことにしました。
<地元の小学校見学(2022年9月26日)>
見学は、長女は連れて行かず、私だけ行きました。
ちょうど校外学習で、支援級のお子さんがいらっしゃらなかったのですが、
長女の今までの経緯と、今の様子を話すと、
「全く何も心配しなくていいです。
ぜひ安心して支援級に来てください。」
と言われました。
そう言われて嬉しかったものの、本当に大丈夫なのか不安でした。
しかし、まさか、
この日から1週間もしないうちに、
状況が一変するとは、誰が想像したでしょうか。